不祥事から学ぼう!「謝罪」に必要な4つのポイント
最近、ニュースを見ていると本当に不祥事だらけです。
森友問題、元TOKIOの山口達也氏の騒動、政治家のセクハラ事件など、犯罪だらけなのかと思ってしまうのは自分だけでしょうか。
そして、すぐに謝罪会見を開き自分の非を認め、これから自分がやる事をしっかり表明できる人が本当に少なくなったと感じてなりません。
「謝罪」という行為は自分の非を相手に許しを請う行為です。
許す許さないは相手が決めることですが、「謝るまでの期間」、「誠実さ」がこれからの関係や仕事に大きく影響してくると思います。
今回は謝罪をする時に気をつけた方がいいポイントについて書いていきます。
ぜひ、一緒に考えてみて下さい。
-- 目次 --
「謝罪」で押さえておくポイント
謝るにしてもただ『自分が悪かったです。申し訳ありません。』と言われただけでは、何について謝っているかも分からず、本当に悪いと思っているのかと疑いたくなります。
どうせ謝るなら、自分の思いがしっかりと伝わったほうがいいですよね。
まずは謝罪するときは以下の4つのポイントを押さえましょう。
- やってしまったことに対して非を認め、反省すること
- 再発防止策を提示すること
- 相手の立場に立つ
- 事前準備
謝るときは必ず相手が存在するので、必ず相手のことを考えて行ってください。
間違っても自己満足のためにはやらないでください。
これは「謝罪マスター」である元吉本工業の竹中功氏の記事に書いてあったことです。
「大事なことはやってしまったことの反省と再発防止策の2つです。言い訳に何の意味もありません。例えば芸人が遅刻したらどうなるか。電車が遅れたと言っても、吉本の場合は通用しません。『運がなかったね、ほなさよなら』で終わり。なぜなら別の人に迷惑をかけているんです。遅れてしまったことだけが大事。もう一つ重要なことは再発防止策。ファンの引き留めというか、応援してもらうためにも再発防止ってとても大切です。謝罪は再発防止まで含めてセットなんです」
引用:松岡昌宏さんは「わかっていた」 元吉本興業の「謝罪マスター」、TOKIO会見を叱る(NIKKEI STYLE) - Yahoo!ニュース
ちなみに事前準備を怠ると支離滅裂なものになる可能性があります。
次の項目では事前に何をまとめる必要があるか記載します。
事前に準備しておくこと
謝るときは周りへ迷惑をかけまくっていることが多いので、当人は必死に謝っていても「今、それを言う?」とムダなことまで言っている場合があります。
例えば、被害者の前で自分が所属している部署へいかに被害が出たかを語り、謝るとか・・・
(あとで部署に戻った時に謝ればいいだけなので、その場では必要ない!)
このことを防ぐために以下のことを事前に準備しておくとよいでしょう。
- 誰に謝るのか(被害者、被害者の関係者)
- 何について謝るのか(行動、発言、事件など)
- 言わなくていいことは何なのか
ここまでやっておくと、自分のやったことを理解できると思うので、しっかり相手に伝わると思います。
大事なことは相手がいるということを忘れないことです。
最後に
今回、このテーマを取り上げた理由は「日大の反則タックル事件」がきっかけです。
この事件の当該者の謝罪会見はしっかりしたものでした。
自分の犯してしまった過ちを認め、これから事をしっかりと考えている潔いものでした。
タックルをされた選手はケガをしたし、やった事に関しては絶対に許される事ではないです。しかし、自分のやった事を理解しているので、今後活躍していく人間になって欲しいと思っています。
指導者である内田前監督、井上コーチの謝罪会見はいただけないと思ました。
感じたこと人それぞれだと思いますが、自分が感じた事は「不透明」と「保身」です。
「スポーツ」という勝負の世界にいる以上、殻をやぶるために過剰な指示をする事があるかもしれません。
ただ、選手・生徒を守る立場の人間が全く守る事もなく、最後に出てきて微妙な会見で終了というのは「ちょっと、ないな~」と思います。
今後のために徹底的に調査して再発防止と健全化をはかって、日大アメフト部が復活して欲しいと思います。
◇このブログを読んでくれた人におススメの記事
・日大 target="_blank"アメフト、危険なタックル問題 : まとめ読み「NEWS通」 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)