30歳サラリーマンの日々のつぶやき

普通の会社員だけど、転職を検討しながら、日々模索している30歳のつぶやき

『オヤカク』っていったい何? ~ 就活を乗り越える最大の難関! ~

こーじです。

 

この時期になるといつも思ってしまいます。

 

大学4年生!

この時期は卒業を間近に控え、就職までの束の間の休息を全力で楽しんでいる人も多いでしょう。

頑張って来たのだから、思う存分羽を伸ばして下さい。

 

大学3年生!!

これから待ち受ける就職活動本番に向け、どんな企業に受けに行くか研究したり、インターンで足を運んだり、対策を立てていると思います。

期待と不安が入り混じってる段階ではないでしょうか。

私は不安だらけでした・・・

(採用してくれる企業は少ないだろうな~と軽くブルーだったので)

 

ただ、これからの就活は対策が1つ追加されています。

オヤカク』です!!

自分の時代には存在しなかった言葉なので、できた背景も含めて、対策を立てていきましょう!

 

オヤカク

「オヤカク」とは、「親への確認」の略で、企業が学生を採用する前に、その学生の親の意思を確認しておくという意味です。

近年、親が子どもの就職先決定に干渉する傾向が強まり、学生本人に入社への意思があっても、親の反対で内定後に入社を辞退するケースが目立つようになってきました。

それを防ぐために、企業の採用現場ではオヤカクを重視。

より慎重に対応する動きが広がっています。

(参考:人事労務用語辞典「オヤカク」

 

「オヤカク」ができた背景

初めにも書きましたが、自分たちの時代には親に承諾をとって就職するということはありませんでした。

承諾書にサインしてもらう程度です。

自分で決めた事を親に介入される事は時代の流れなのか、少し理解に苦しみます。

ただ、ブラック企業がニュースで取沙汰されているのも事実で、親からすると子供がどんな企業で働くのか気になり、その結果「子供のため」と思って親から内定辞退もいるようです。

(内定辞退を親がするって・・・汗)

 

主な原因は以下の2つが挙げられます。

 

下の記事は「オヤカク」の背景がわかりやすく解説してます。

オヤカクの意味とは?就活の現場で企業がすべき対応をご紹介 | BizHint HR(人事の悩みにヒントを届けるニュースサイト)

 

「オヤカク」の弊害

企業側からすると入社して欲しいと思い、内定を出したにも関わらず、親の一言で辞退される可能性もあるので、採用が思うように進まない。

入社後も親の理解が低いとトラブルの元になるため、採用とは別に親とのコミュニケーションをとる時間を確保しないとならなくなり、労力が更に増える事です。

 

学生側は親の顔色を窺わないといけない事です。

社会人として責任もって仕事をこなしていくのだから、ぜひ親の意見に負けないで欲しいです。

自分が選んだ企業で頑張ろうと思って就活し、勝ち取った内定なのだから、周りの意見で迷わず、突き進んで下さい!

ここで妥協すると、親離れがどんどん遅くなっていきます。

 

オヤカク対策

学生はなぜ、その会社で働きたいか?という志望動機をしっかりもっておく事です。

志望動機が弱いと親からの意見でグラついてしまいます。

自分で選んだ会社なら、しっかり会社の事も調べているはずだし、働く自分のイメージもあるはずです。

反対された場合、その熱意をしっかりと親へ伝えていきましょう!!

可能ならば、どんな会社を就活しているか親と事前にコミュニケーションをしっかりとっておくのもいいかもしれません。

 

まとめ

「オヤカク」を必要とする時代になりましたが、自分がどんな分野で活躍していきたいのかしっかり持って、就活に臨んで欲しいです。

「自分がどんな分野で活躍していきたいのか」という言葉は自分に向けても言っているので、書いてて突き刺さります(*'▽')

 

親についてはもっと子供を信じてあげて欲しいです。

今まで子供を近くで見守ってきて、良いところも、ダメなとことも見てきたので、心配するなというのはムリでしょう。

何か相談された時の頼れる父親、母親として、ドーンと構えてくれてる方が安心します。

 

最後に働くのは誰なのかを今一度考えて欲しいです。
学生の皆さんも自分の意思で行動する力強さをもって行動していきましょう。

 

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